最近すっかり寒くなってきましたね。皆さん体調管理は大丈夫でしょうか?
今日はサニーサイドの新商品開発についてご紹介いたします。
毎月すっかり定着したサニーサイドの月替わりの新商品ですが、このようなシステムになったのは、実は約6年ほど前からなのです。きっかけはあるベテラン販売スタッフの一言でした。
「店長、最近食べたいパンが無いんです。ほとんどのパンを食べ尽くしてしまったので・・・。何か新しいパンを新発売してくださいよ!」
この一言が、みんなの職人魂に火をつけ、毎月5~6品の新商品を開発するきっかけになりました。毎月5品として年間約60品。6年で約360品は発売してきました。途中何回かアイデアが行き詰まり、心が折れそうなときは多々ありましたが、スタッフ、取引先の皆さんのご協力で何とか今日に至っております。
今日は箕面小野原店での商品開発の風景をご紹介します。
本日の製造もひと段落し、みんなでアイデアを出し合い、試作を繰り返します。もちろんみんなが納得がいくまで何回も試作します。
新入社員からベテランスタッフまで全員参加です。
今日は最近お客様からよくお問い合わせいただく米粉を使った食パンを試作しました。もっちりした食感が特徴です。
最初にしてはなかなかの出来でしたが、もう少しレシピを改善してみようという結果になりました。
続いてガレット・デ・ロワです。フランスの地方ごとに少しずつ異なりますが、最も一般的なものは紙の王冠がのった折りパイにアーモンドクリームが入ったパイ菓子で、中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っています。公現節(1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれています。ガレット・デ・ロワは1月1日の14時に売り出されるのが慣習になっており、フランス人はこれを食べないと一年が始まらないそうです。焼き具合もかなり慎重になっています。
模様やパッケージなどもどうするかなどもみんなで決めていきます。最後はみんなで切り分けて試食しました。
このような感じでサニーサイドの新商品は出来上がっていくのです。一つ一つの商品にみんなのアイデア、努力などが結集されています。来月の新商品の開発はまだまだ続きます。乞うご期待!